Excel

Excel「条件付き書式」はこんなにも役立つ

エクセルの「条件付き書式」という機能はとても多様な役立ち方があります。

「条件付き書式」とは、指定されたセルに入っている数値・文字列に基づいて、セルを一定のパターンで色付け、グラフ表示、アイコン表示してくれる機能です。

前回の記事では「条件付き書式」がビジネスの現場でどのように役立つのかストーリーにしてご説明しました。

https://kaikei.feedm8.com/archives/110/excelvisualizecell/

上の記事で利用した条件付き書式の種類は以下の3つです。

  • データバー
  • アイコンセット

今回はこの二つについて、より具体的な使い方を貸借対照表の二期比較を例にしてご説明します。

「条件付き書式」を使ってみる

以下のような貸借対照表の二期比較に関する表があるとします。

ここに以下の二種類の「条件付き書式」を入れていきましょう。

  • データバー増減の多寡によってバーを表示します。
  • アイコンセット増減が大きいものがすぐに識別できるようにします。

それではデータバーから始めましょう。

データバーで増減を可視化する

条件付き書式は「ホーム」リボンの「スタイル」内の「条件付き書式」という項目から入れることができます。

データバーを入れたい範囲を選択した状態で「条件付き書式」から以下の画像のように、「データバー」を選びます。データバーの色は好きなものを選んでください。

これでデータバーが入りました。見ていただければわかるように、増加額(正の値)は右に減少額(負の値)は左にバーが伸びています。それぞれ数値の大きさによってバーの大きさが違います。これでその項目の増減額が一目でわかります。その他細かい設定も可能ですが、本記事では割愛します。

また一つ気を付けるべきは、データバーを入れる際には範囲には合計項目は含めるべきではないことです。合計項目にデータバーを入れても問題なくバー自体は表示されますが、合計であるためにその増減が大きいことがあります。あまりに一つの項目の増減が大きい場合にはその他の項目の増減がわかりづらくなってしまうためあまり推奨できません。

アイコンセットで増減率を分類して可視化する

それでは次に増減率に対してアイコンセットを入れてみましょう。

設定の仕方自体は簡単です。先ほどと同じように「条件付き書式」から「アイコンセット」の項目を選びます。ここでは、赤黄緑の●が表示される信号機のようなアイコンセットにしてみましょう。

これで設定してみると上の画像のように表示されます。増減額ではなく、増減率が大きいかどうかが一目でわかります。また上の画像で「条件付き書式」「アイコンセット」の中から「その他のルール」を選ぶと「新しい書式ルール」というポップアップでアイコンセットの詳細設定を決めることができます。何%以上をハイライトする、項目はいくつに分類するなどの設定が可能です。

条件付き書式はまだまだ奥が深い

今回は主に条件付き書式の中でも、関数・数式を使わないものについて取り扱いました。実は関数・数式を用いるともっと幅広い条件分岐が可能となり、それによって条件付き書式のバラエティも圧倒的に増えます。次の記事ではそのような関数・数式を用いた条件付き書式の設定についても記載していきたいと思います。今後ともFeedmate会計をよろしくお願いいたします。