USCPA

新大学生に伝えたい USCPAという選択肢①

USCPA(米国公認会計士)という資格があります。この資格は新しく大学に入学する新入生にこそオススメです。今回は新大学生にUSCPAを積極的にオススメする理由を日本公認会計士との比較からお伝えします。

新大学生にオススメ USCPAという選択肢

・グローバルな会計資格である
・勉強時間が比較的に少ない
・大学生活を楽しめる

 

とにかくグローバルな資格である

USCPAの良いところは何と言ってもその国際性です。アメリカで会計業務に就職できるのはもちろんのこと、他の国でも同じように会計士として働けます。これは国際相互承認協定(MRA:Mutual Recognition Agreement)という国家間の制度があり、USCPAの有資格者を一定の条件を満たせば自国の会計士と同じように扱う取り決めがあるからです。MRAの協定参加国には次のような国・地域があります。

  • カナダ
  • メキシコ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 香港
  • アイルランド
  • スコットランド

もちろんこれら以外の国でもUSCPAは役立ちます。日本の会計事務所でもUSCPAが評価される流れがあります。いわゆる上場企業や外資系企業でもUSCPAを積極的に採用しています。

現在の大学・ビジネスでは、何かの専門分野を持つことだけでなく、それを国際的に調査・情報発信できる能力が求められます。会計という専門分野を英語で使えるUSCPAという資格は必ず強みになります。

試験に受かるための勉強時間数が比較的に少ない

USCPA講座予備校大手のTACによると、USCPAを合格するために必要な勉強時間数はおよそ1,000時間〜1,200時間であると言われています。もちろんこれはその人が会計の初学者かどうかや英語の能力がどれだけあるかにも影響を受けます。勉強期間としては一日数時間を一年程度かけて勉強し、合格される人が多いそうです。もちろん1日あたりの勉強時間数を増やせばもっと短く取ることもできます。

1,000時間・一年という時間を長いと感じるでしょうか、短いと感じるでしょうか。捉え方は様々だと思いますが、参考情報として日本公認会計士の勉強時間数についてもご紹介します。日本公認会計士資格試験予備校大手の東京CPA会計学院によると、日本公認会計士試験に合格するためには、平均して2~4年程度かかり、最も少なくとも3,000時間、多い人だと5,000時間以上の勉強が必要とのことです。2年で受かるとして、どれだけ少なくとも1日5-7時間程度の勉強時間が必要となります。

日本公認会計士とUSCPAはそのポジションが異なることから単純な比較は難しいです。日本公認会計士はあくまで日本で働く会計士を目的としています。日本での知名度は日本公認会計士の方が高いのが現状でしょう。

しかし、「大学で勉強したことをもとに将来は国際的にも働きたい!」という方にはオススメな資格です。日本だけで働きたければUSCPAはそれほど必要ありませんが、将来的にグローバルに活躍したいのであればUSCPAを取ることをオススメします。

大学生活を謳歌できる

上の二つのポイントと重複しますが、USCPAを取ることは大学生活をより豊かなものにするでしょう。

例えば大学一年の夏に日本公認会計士の試験勉強を始めたとします。上手くいった場合には最終的に受かるのは3年の11月です。会計士試験の合格率は10%程度と言われていますので、3年で受かる人の方が少ないのが現状です。4年の11月に合格される方や卒業後に勉強し続ける人もたくさんいます。途中で資格の取得を断念する人も多いでしょう。

次に同じ時期にUSCPAの勉強をし始めたとします。大学1年の夏に勉強を始め、1年が終わる頃には一科目の科目合格が取れました(USCPAは科目ごとに合格がでます)。着実に勉強を重ね2年の秋頃には全ての科目合格を取ることができました。残りの大学生活は、サークルを頑張るなり、ゼミに取り組むなり、留学プログラムに参加するなり、インターン・バイトに打ち込むなり自由にできます。就職の際にもUSCPAとそれ以降の活動は強みとなるでしょう。

最後に

今回の記事では、新大学生にUSCPAという選択肢を知ってもらう・消さないでもらうためにUSCPAのメリットにフォーカスして記事を書きました。現実問題としては、予備校選びや学位要件・単位要件、どこの州に出願するか、どういう勉強方法を取るか、スケジュールはどうするか、などなど様々な課題があります。しかしこれらも計画的に取り組むことで解決が可能です。次回以降の記事でこれらも書いていきますので、これからもITCPAナビをよろしくお願いいたします。最後まで読んでいただきありがとうございました。